地域部門のテーマ『駅』 高校生のためのeiga worldcup2021



「高校生のためのeiga worldcup2021」地域部門の参考テーマは「駅」です。

2021年6月16日


 今年の「高校生のためのeiga worldcup2021」地域部門の参考テーマは「駅」です。

 日本の鉄道には「駅」が沢山あります。ある資料によるとアメリカの駅に比べると20倍位あるとも言われています。それだけ、日本人にとって「駅」は身近な場所であり、思い出となってきた場所でもあると言えるのではないでしょうか。

 日本映画の中にも印象深い駅のシーンがいくつも思い出されます。

 古いところでは、「キューポラのある街」(浦山桐郎監督)で、北朝鮮への帰国事業で祖国に帰ることになった友人にジュン(吉永小百合)が泣きながら別れを告げたのは川口駅でしたし、「赤い殺意」(今村昌平監督)で浮気相手とどうしても別れられない主婦(春川ますみ)が煩悶の末に向かってしまったのは仙台駅でした。

 他にも「男はつらいよ」シリーズの柴又駅や「ハチ公物語」の渋谷駅、「鉄道員(ぽっぽや)」のほろまい駅等、「駅」は日本映画史には欠かせない場所として登場してきています。

 さらに最近の映画の駅での名シーンと言えば、父の葬式の後に鎌倉に帰り行く姉たちに再会の期待を込めて手を振りながら電車を追ってホームを走る「海街Diary」(是枝裕和監督)のすず(広瀬すず)や、「勝手にふるえてろ」(大九明子監督)で満面のウキウキ顔で改札を通るヨシカ(松岡茉優)、「少女邂逅」(枝優花監督)で、夏休みに沖縄に行くはずだった友人に、寝ている間にホームに置き去りにされる寂しげな紬(モトーラ世理奈)など、様々な表情が思い浮かびます。

 また、鉄道の駅ではありませんが、近年、「駅」と言えば、道の駅を思い浮かべる方も多いと思います。例えば、2017年の日本アカデミー賞6部門受賞作品「湯を沸かすほどの熱い愛」でヒッチハイカーの向井拓海(松坂桃李)が、娘たちを連れた母親・幸野双葉(宮沢りえ)と偶然出会うのは栃木県にある「道の駅 みかも」でした。昨年のeiga worldcup2020の自由部門審査員の今泉力哉監督の2020年の作品「his」にも岐阜県の道の駅「美濃白川ピアチェーレ」がロケ地として登場していました。

 皆さんも「駅」に思いを馳せて映像を作ってみてください。例えば、皆さんがお住まいの地域にある鉄道の「駅」を撮ったイメージ映像、「駅」で働く人たちのドキュメンタリー、「駅」に住み着いている動物の物語、「駅」を舞台にした恋愛ドラマ、なんでも結構です。

 個性的な作品を期待しています。

 ただし、地域を題材にしていれば、必ずしも参考テーマに沿った作品でなくても、受理いたします。

 映像のジャンルは必要に応じて、ファンタジー、青春ドラマ、恋愛ドラマ、PV、SF、アニメ、時代劇等々、なんでも結構です。様々なスタイルの映像でチャレンジしてみてください。

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